腎臓手術後に高血圧になった場合のナトリウム抑制

腎臓の手術後に高血圧になると、腎性高血圧になる可能性もあります。もし症状が出たら検査としてスクリーニング検査、腹部大動脈、腎動脈の造影等による確定診断検査を行います。また腎臓の手術後に症状が出る可能性があるとはいえ、最初は腎臓の障害から始まることもあります。腎臓は正常な状態なら塩分をある程度摂っても尿に含まれ排出されますが、腎臓の機能が悪くなると塩分が上手く排出されず体内に残ってしまいます。それに伴い水分も溜まり、水分が溜まることで血液量が増えます。血液量が増えることで高血圧になってしまうのです。そのため腎臓が悪い、もしくは手術後にも負担をかけないためにも塩分を少なくする、つまりナトリウム抑制を治療の一環として進めます。また煙草を吸っている人は禁煙、肥満傾向になるなら減量に努める必要もあります。治療は障害は軽度、中度、高度によって少し変わってきます。軽度から中度では1日6以下のナトリウム抑制、また血清カリウムが高値であればカリウム摂取も抑制します。高度の場合はナトリウム抑制だけでなくタンパク質の摂取も制限されます。カリウム摂取が抑制されていないなら、カリウムを摂取することでナトリウムは排出されやすくなります。カリウムは果物や海草類、きな粉や小豆などにも多く含まれています。食事の後に果物を食べたり、海藻類を味噌汁に加えてみたりすることで摂取量を増やすことが出来ます。高血圧と腎臓は密接な関係にあります。高血圧になることで腎臓に負担がかかり、腎臓に負担がかかり障害が起こることで更に高血圧になります。そのため普段から高血圧にならない様に、塩分の摂り過ぎには気を付けることで、腎臓への負担も減らすことが出来ます。