糖尿病患者は特に注意したい「早朝高血圧」

血圧が高くても、なかなか自覚症状を感じる事はありません。
ですので血圧を計らない限り、自分が高血圧になっていると、自覚するケースは少ないと言えます。
血圧が高い状態が続くと、様々な病気を発症するリスクが高まる為、注意が必要です。

特に糖尿病患者の場合、血圧には細心の注意を払いましょう。
糖尿病患者はそうで無い方に比べ、血管に大きなダメージが加わっています。
この事から糖尿病患者は、血圧が高くなった事で起こる病気の発症を、招きやすくなっている事が分かります。

糖尿病患者の場合、「早朝高血圧」はチェックしておきましょう。
早朝高血圧とは、この名前の通り朝早くに血圧が高くなる症状を言います。
この症状は降圧剤を服用しているのにも関わらず、早朝に血圧が高くなる点が特徴です。
降圧剤を飲んでいるので、昼間は血圧は下がっているのですが、早朝は交感神経が優位に働く為、血圧が高くなる傾向にあります。

なぜ、糖尿病患者が早朝高血圧に気を付けなければいけないのかというと、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすいからです。
元々、糖尿病を発症している方は、血管がダメージを受けている為、脳梗塞や心筋梗塞といった病気を発症しやすいと言われています。
起床時間にあたる朝方から午前中は、脳卒中や心筋梗塞などが起こりやすいという研究データがあります。
早朝、そして糖尿病という2つの要因が重なる事により、糖尿病患者は特に早朝、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすいと言えます。
寝ている時間帯に、これらの病気を発症してしまうと発見が遅れてしまい、死に至ってしまうかもしれません。
ですので、糖尿病を患っている方は日中の血圧だけでなく、早朝や午前中も血圧をチェックする事が大切です。