日本小児高血圧におけるビルダグリプチンの朗報

成人病と言われた癌、心臓病、脳卒中は、現代では糖尿病、高血圧、動脈硬化とあわせて、「生活習慣病」と呼ばれています。
生活習慣病は年配の方だけではなく、30歳代の若い方や日本小児にも広がってきました。
食事、喫煙、飲酒、運動、休養などの生活環境が深く関わっています。

インスリンの分泌のしかたや効き方が悪くなるという糖尿病は、最近では、中学生や高校生にも多く発見されています。
また、子どもの高血圧は、日本小児においても、生活習慣が悪いために高血圧になってしまうと警告されています。

生活習慣が関わる本態性高血圧と、疾患がはっきりしている二次性高血圧とがありますが、生活環境が原因である高血圧は、生活そのものを見直す必要があります。

日本小児においても、食べ過ぎによる肥満、塩分の摂り過ぎ、慢性的運動不足による高血圧の状態が続くと、心臓病のような大変な病気になると、日本小児科医は心配しています。
子どもの塩分の摂り過ぎには、特に注意いたしましょう。
自覚症状がないまま進行していきますのでおそろしいですね。

ところで、第67回米国糖尿病学会においで、ビルダグリプチンが、糖尿病の治療薬ながら血圧も下げることが発表されました。
血糖値を下げる唯一のホルモンとしてインスリンがありますが、このインスリンの作用を強める薬としてビルダグリプチンがあります。

ビルダグリプチンは製造承認されたそうで、糖尿病、高血圧とリスクに多い現代の患者さんや、小児科に通う子供たちにとっても朗報といえるでしょう。

しかし、様々な病気が発見される度にそれを治療する薬も副作用も緊密になってきます。
恩恵はありますが、これからは大人も子供も、病気に対する予防を忘れないようにしたいものです。